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2024 Mar
29
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【2024年】生活はどう変わる?値上げから法改正まで解説

こんにちは!
溝田建築設計です!

2024年が始まり、
あっという間に3ヶ月が過ぎましたね。

今年は例年に比べ、
暮らしに必要な物の値段上昇が
目につくことが増えた気がします。

「また値上げ?」と思うかもしれませんが、
価格上昇については生活費に影響を与えるため、
あらかじめ知っておきたいものです。

そこでこの記事では、
2024年に値上がりが予想される
郵便料金・食品・電気料金の内容と
その背景を解説します。

2024年、
私たちの暮らしはどのように変わるのか、
具体的な値上げなど生活に直結する内容を
見ていきましょう!

🚩郵便料金の値上げ【2024年10月以降】

総務省の発表によると、
2024年10月以降には、
郵便料金の値上げが予定されています。

詳細な内容と値上げの背景を解説します。

🔸内容

予定されている料金改定では、
現在84円の25g以下の定形郵便封書が110円に、
現在94円の50g以下が110円に引き上げられ、
一つの区分に統合されます。

また、はがきの料金も、
現在の63円から85円に引き上げられる予定です。

なお、封書については重量区分を廃止し、
料金を統一する方針です。

さらに、第一種定形郵便物(封書)や
第二種定形郵便物(通常のはがき)だけでなく、
定形外郵便物や特殊取扱郵便物など、
他の郵便物に関しても、
基本的には約30%程度の値上げが検討されています。

しかし、レターパックや速達など、
利便性を重視するサービスについては、
値上げ率が低くなると予想されています。

また、2023年10月に改定されたばかりの
書留などの料金については、
据え置きとのことです。

料金改定が実施された場合、
消費税率の変更を除くと、
封書の郵便料金の引き上げは
1994年以来30年ぶりのこととなり、
はがきの料金も7年ぶりの値上げとなります。

🔸背景

郵便料金の値上げの背景には、
郵便事業の安定的なサービス提供を
維持するための収益向上が必要であると
総務省は述べています。

デジタル通信の普及により、
郵便物の量は長らく減少しています。

郵便事業の収益悪化には、
最近の賃金の上昇や輸送コストの高騰の他、
インターネットやSNSの普及、
ビジネス書類のペーパーレス化、
民間企業の通信費用や広告費用の削減による
郵便物の減少が影響しているとみられています。

🚩食品の値上げ

2024年には、
食品の値上げも予想されています。
詳しい内容と背景を見ていきましょう。

🔸内容

2024年の価格上昇では、
パウチ包装の常温保存可能な
パスタソースなどを含む「加工食品」などの
値上がりがみられました。

具体的には、削り節などのだし製品や
ケチャップなどの調味料などが該当します。

また、酒類と飲料のカテゴリーでは
トマトジュースなどのトマト加工品を中心とした
100以上の品目が値上げされました。

これらの価格上昇には、
世界的な猛暑による不作など
「トマトショック」が原因であると
考えられています。

🔸背景

食品の値上げには、円安による
輸入コストの増加や原材料費の高騰が
影響しているとみられています。

一方で、中東情勢の混乱や
電気代の上昇などのリスクを踏まえて、
価格上昇を抑える動きもみられます。

2024年には物流コストの大幅な上昇が
予測されているため、食品の値上げにも
影響を与えることが予測されます。

また、賃金の上昇による
価格上昇も明らかになっており、
人件費を理由とした値上げが増加しています。

そのため、今後も食品価格は
上昇していくと予想されています。

🚩電気料金の値上げ

2024年には、電気料金の値上げもあります。
内容とその背景について見ていきましょう。

🔸内容

大手電力会社10社のうち、
東京電力を含む8社が
2024年の1月もしくは2月から、
電気料金を値上げすると発表しました。

さらに、
2024年5月以降には全社が電気料金を
引き上げる可能性があるとされています。

これは、政府による激変緩和措置が、
2024年の4月に終了するためです。

🔸背景

政府は2023年1月から現在まで、
「電気・ガス価格激変緩和対策事業」として
電力会社と都市ガス会社に補助金を支給し、
消費者の電気代とガス代の負担を
軽減してきました。

この補助金があったため、
事業者は電気代とガス代を割引することができました。

しかし、補助金は2024年4月までの予定で、
2023年9月以降は当初の約半分に
減額されています。

10月に大手電力会社が料金を値上げしたのも、
補助金の縮小が一因です。

2024年4月に補助金が終了すると、
未だ値上げをしていない電力会社も含め、
全社が電気料金を値上げする可能性があります。

燃料価格の高騰の背景には、
ロシアのウクライナ侵攻による
世界的な影響と円安があり、
これらの問題が2024年4月までに
解消される見込みは立っていません。

まとめ

今回は、
郵便料金から食品、電気料金まで、
生活に直接関わるトピックを取り上げました。

各々の料金の引き上げは、
消費者の暮らしに大きく関わり、
価格変動は家計にも影響を与えます。

特に、円安の影響による
輸入コストの増加や、賃金の変動などが、
食品や電気料金の価格に
影響を与えていることがわかりました。

将来的に、価格がどう変動するかは
見通しが利かない部分も多いため、
都度、情報を集めていくことが重要です。

最後までご覧いただき、
ありがとうございました!
ぜひ、次回のブログもお楽しみに!✨